2021/02/27 16:18

このページの目次


 (1)山形県産つや姫の特徴
 (2)魚沼コシヒカリの特徴
 (3)会津コシヒカリの特徴
 (4)会津ひとめぼれの特徴
 (5)福島県産コシヒカリの特徴
 (6)福島県産ひとめぼれの特徴
 (7)福島県産天のつぶ
 (8)福島県須賀川産 特別栽培米コシヒカリの特徴
 (9)新潟県産コシヒカリの特徴
   



(1)山形県産つや姫の特徴


2010年、インターネットを中心に「つや姫ブーム」が起きました。
「つや姫は粒が大きい!」「つや姫、うまい!」と、
一般消費者のみならず飲食店もこぞって「つや姫」を産地から取り寄せました。
そんな「つや姫」はなぜ人気なのか。
やはり10年の歳月をかけて開発研究されたお米だということに尽きるのだと思います。
粒の大きさや、炊飯時の含水率、粘り、食味値において、
これまで王者に君臨してきた「コシヒカリ」に勝っているという結果になりました。

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つや姫の歴史 
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2010年に誕生した山形県の新品種「つや姫」。山形米のルーツを活かしたお米です。
明治時代に山形県県庄内町(旧余目町)で阿部亀治氏が育成した水稲品種「亀の尾」は、
品種改良の交配親として盛んに用いられ、その良食味性が「コシヒカリ」や「はえぬき」に引き継がれている人気のお米でした。
全国的には「コシヒカリ」の作付が拡大し、山形県が育成品種として奨励していた「はえぬき」は、「コシヒカリ人気」に圧倒されてしまいました。
そこで10年の歳月を経て誕生したのが、この「つや姫」です。今後、山形県の主力品種に駆け上がる注目のお米です.。



(2)魚沼コシヒカリの特徴

魚沼産コシヒカリは価格、評価、人気ともにトップクラスで、日本一のお米と言っても過言ではありません。大変希少価値が高いお米です。
米どころ新潟が自信を持っておいしさと安全性をおすすめできるお米です。
魚沼産こしひかりの一味違う美味しさを味わってみてください。


(3)会津コシヒカリの特徴


福島県は日本有数の米どころです。
その中でも会津地域は、夏は高温多湿で昼夜の温度差が大きく、恵まれた気候が稲の生育に大変良いのです。
条件に恵まれた会津の地で育てられたコシヒカリは、色が白くツヤツヤとして、しっとりとした食感と、大粒のコシと弾力、風味が特徴です。




(4)会津ひとめぼれ特徴


味の特徴としてはほどよい甘みと粘り、柔らかな口当たりが挙げられます。米粒は大きめでツヤがあり、見栄え良く料理に添えることができます。
会津産のひとめぼれは世間的な評価も高く、日本穀物検定協会が実施している「米・食味ランキング」では4年連続で特Aの評価を獲得しました。



(5)福島県産コシヒカリ特徴


福島県は日本有数の米どころです。
米づくりに最も大切な時期が、穂の発育期から登熟期にあたる7月中旬~9月中旬。 
日中は晴れて気温が高く、夜間は低めという日較差の大きい福島の気候が、おいしいお米を作ります。
 コシヒカリは、全国各地でつくられていますが、寒暖の差が大きい福島の気候条件のもとでつくられるコシヒカリは、バツグンの美味しさを誇ります。
 特有の歯切れの良さに加えて、かめばかむほど出てくる甘さが特徴です。



(6)福島県産ひとめぼれ特徴


味の特徴としてはほどよい甘みと粘り、柔らかな口当たりが挙げられます。米粒は大きめでツヤがあり、見栄え良く料理に添えることができます。
価格の面でも比較的リーズナブルで、飲食店でもひとめぼれを使用する店舗が近年増加しています。ひとめぼれは栽培面、献立面、価格面それぞれでのオールマイティーさが魅力の品種なのです。



(7)福島県産天のつぶ


天のつぶは、福島県が15年の歳月をかけて開発した品種で、穂が出るときに天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒のお米をイメージして命名されました。
粒ぞろいが良く、光沢があり、しっかりとした食感が楽しめる「天のつぶ」をぜひご賞味ください。



(8)福島県須賀川産 特別栽培米コシヒカリ

奥羽山脈から流れ出る清流が潤す肥沃な水田で、
化学肥料の窒素分と農薬の使用を慣行栽培の半分に減らして栽培したお米です。
農家の米作りもこだわりがあり、美味しいお米にするため早刈りはせず
しっかり実った熟成したお米になるまで育てます。
そして何段階にもよる厳しい検査を通った大粒のお米だけを選定しています。
それだけ手間がかかっているため、通常のお米の新米時期より2~3週間遅れての出荷になります。
この手間暇込めて作られた極上米を是非ご賞味ください。


(9)新潟県産コシヒカリの特徴


新潟産コシヒカリは新潟平野が培った肥よくな大地の
米づくりに必要な養分を豊富にふくみ、
コシヒカリを育てるのによけいな肥料を多く与える必要はありません。
こうして実った新潟産コシヒカリには、
お米の味を悪化させるアミロースとタンパク質が
非常に少ないことが分かっています。
  
大地にふくまれた天然の養分が生み出すひと粒のうま味が、
新潟産コシヒカリのおいしさの原点です。
さらに、新潟は夏は日照時間が長く、冬に多くの雪がふります。
この雪とけ水が川となり、平野部へと向かいます。 
新潟の自然とのハーモニーが新潟産コシヒカリを育みます。